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平成18年5月12日

鹿児島県の畜産行政、特に黒豚・黒毛和牛のブランド化について調査

鹿児島県の畜産行政、特に黒豚・黒毛和牛のブランド化について調査

台風のハンディや白砂大地で鹿児島は作物が育ちにくい。従って畜産に傾斜していった歴史的過程がある。山林・原野・耕地など、豊富な草資源に恵まれ全国有数の規模となっている。和牛では全国1位、肉豚も全国1位、鶏卵が全国3位、ブロイラーが全国1位と圧倒的なシェアーを占めている。

農業生産額4142億円のうちでも畜産が2309億円であり、全体の55.7%を占めている。特に「かごしま黒豚」のブランド化には力を入れており、黒豚の証明制度を発足し、更に販売指定店制度や商標の取得、販売指定店のDNA検査を始め、ブランド化の確立に最大の努力を払っており、長野県の畜産行政も参考とすべき点が数多く見受けられた。